君に導かれ

★テゴラジレポつづき★

newsに選んでもらってワクワクしながら入ったけど、全然なじめなかった結成当時。
1stコンのリハ。休憩時間、下の階でひとりでダンス練習してる間に上の階でリハ再開。ひとりかけちゃうとできないからリハ中断。テゴシ何あそんでんだよって雰囲気を感じた。
ツラくて悔しくて、あんまり人には相談しないけどひとりでかかえきれなくなって親友に相談。
辞めちゃおうかな。
親友「お前そんな弱い奴だったっけ。そんなテゴシは好きじゃない。部活で衝突したときも逃げなかったじゃん。辞めたいなら辞めればいい、後悔するのはお前だし、誰も止めないよ。」
普段はめったに泣かないけど家に帰ってすごい泣いた。
いろいろ考えて、ほんとに辞めてしまおう、逃げてしまおうって方に気持ちが傾いてた。
news入ってからのことを思い出してみる。バレー応援楽しかったな、テレビ番組出て夢みたいだったな…でも…
と思いながら、机にあったファンレターを読む。
「すごくつらいことがあったけど、てごし君の歌声に元気もらいました」
「いつも笑顔に癒されてます」
「体に気をつけてがんばって下さい」
今、ぼくが逃げてしまうことは簡単かもしれないけど、そうしたらこの人たちはどうなっちゃうんだろう。
せっかく応援してくれてるのに裏切ってしまう。
そんなことしちゃいけない。
と思って翌日のリハ。
ソロコーナー、ひとりで夜空ノムコウを歌う予定だったけど、
勇気を出して山下くんに『一緒に歌ってくれませんか?』
そしたら山下くんは笑顔で『もちろん!』『やるからにはちゃんと練習してから披露しようね!』って言ってくれた。
今なら簡単に言えることかもしれないけど、あの頃の自分にはすごく勇気がいることだった。
ヤだって言われたらどうしようとか思ったけど、
山下くんがああ言ってくれて涙が出るくらいうれしかった。
今はNEWSやテゴマスを自分の居場所って思える。宝だし、大好きだし、実家みたいなもの。
あの時勇気を出したからそう思える。

・♪星をめざして

・最後はいつものハイテンションてごし様でエンド